やっぱり!議会の常識は県民の非常識
香川県議の豪華海外「視察」
20年以上前、事務局長の渡辺が県議会に入って驚いたことがたくさんありましたが、議員たちが「海外視察」と称して、豪華海外旅行を行っていたことも、その一つ。そのあまりの公金意識のなさ、「議員ならこのくらい当たり前」という特権意識に驚きました。
そして、こんな「議員特権」をなくしていかなければ、県民の声をしっかり聴いてきちんと議論のできる県議会にはならないと痛感。他の議員たちに嫌がられながら議会の中で取り上げ、議会通信でも発信し続けたのでした。ただ、この問題をこれほどわかりやすく白日の下にさらすとは!さすがテレビの密着取材の威力はすごい!
この6人だけの問題じゃない
今回、6人の議員が大バッシングを受けていますが、こうした豪華海外「視察」を行っているのは、決してこの6人だけではありません。他の多くの県議も似たようなもの。「自分のは、ちゃんとした視察だ」と言っている議員もおられるようですが、その感覚自体が「財政も厳しい中、それほど多額の公費を使って贅沢な旅行をする必要があるのか」という県民の常識から、すでにかけ離れた感覚になってしまっている、ということに気づいて頂きたいもの。